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Web制作

こんにちは! Webマーケティング担当者の皆さんは、日々のクリエイティブ(CR)制作やABテストの実施に頭を悩ませていませんか?
「もっと効率的に、効果的なテスト案を出したい…」 「毎回、案出しで手が止まってしまう…」
今回は、私が前職時代に培った、ABテスト案の「考え方」から「実施方法」までを体系化するヒントをお届けします。CR制作に迷っている方々の、確実な一歩になれば嬉しいです!
目次
アイデア出しは、経験を積んでもなかなか難しく感じるもの。しかし、以下の手順で「ストック」と「アウトプット」の仕組みを作ることで、考えるスピードと質が格段に向上します。
💡 常にアンテナを張る: 日常的に見るWebサイト、SNS広告、競合他社のLP、街中の看板、面白いと感じた販促物など、目を引いたものは全てスクリーンショットやメモで携帯に保存しましょう。
✅ 仕組み化の例: 弊社では、「IDEAストック」として、1週間に一度、必ず気になった事例をチーム内で共有するルールを設けていました。強制的な仕組みがあると、意識的にインプットする習慣が身につきます。
📖 メモは簡潔に: 保存したアイデアに対し、「これをどう自社の施策に活かせるか?」という視点で、簡単なメモ(例:「このキャッチコピーを製品Aのバナーに適用」「このデザインの配色をLPのCTAに試す」)を加えておきましょう。
🎨 アイデアの宝庫から発想: 1.と2.で溜めた「IDEAストック」を参考に、具体的なクリエイティブ作成に取り掛かります。アイデアの源泉があるため、ゼロベースで悩む時間が大幅に削減されます。
CRを作成し、いざABテストを実施する際、結果の解釈を間違えないための鉄則があります。テストの精度と信頼性を高めるために、以下の4つのポイントを重視しましょう。
テストのゴール(例:CTRを〇〇%向上させる、フォーム通過率を改善する)を具体的に設定します。目的が明確であれば、結果が出た後の評価や次のアクションへの繋がりがスムーズになります。
「なぜその変更がユーザー行動を変えるのか?」を言語化します。例えば、「キャッチコピーを感情的な表現に変えれば、ユーザーの興味を引き、クリック率が向上するだろう」といった具体的な仮説です。
一度に1つの要素(例:ボタンの色のみ、キャッチコピーのみ)だけを変更します。複数の要素を変更すると、「どの変更が結果に影響したのか」が特定できず、次の施策に活かせません。
信頼できる結果を得るには、テスト対象となるユーザー数や表示回数が重要です。期間やトラフィックを考慮し、統計的に意味のある結果が出る量でテストを実施しましょう。
バナーやLPのABテストで、最も重要なのは「意図」と「回数」です。
「なんとなく」ではなく、上記4原則に基づき、明確な仮説を持ってテストを実施しましょう。
デザインをガラッと変えるだけでなく、「大まかなデザインは変えず、キャッチコピーだけを変える」「画像の配置を少しだけ変更する」など、小さな変更を加えたクリエイティブも積極的にテストしましょう。
こうすることで、テスト回数が増え、案のバリエーションも増え、成功に繋がる「知見」がどんどん蓄積されていきます。
まずは「アイデアのストック」から始めて、仮説に基づいたABテストのサイクルを回していきましょう!

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