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皆さん、こんにちは。
さて、今回は私が痛感した、仕事における最重要スキルのひとつ「説明の仕方」についてお話ししたいと思います。
突然ですが、皆さんは相手に何かを説明するのは得意でしょうか? 実を言うと、私はとても苦手でした。社会人になってから、上司や先輩に言われた「耳の痛い言葉ランキング」をご紹介します。
多くの方が、一度は経験があるのではないでしょうか。 以前の私は、マニュアル主体の業務が中心だったため、決まった答えを返すだけで事足りていました。しかし、クライアントワークや複雑なプロジェクトに関わるようになり、自分の「伝える力」の未熟さを思い知らされたのです。
なぜ、一生懸命話しているのに伝わらないのか。その原因は「自分都合」で話していることにありました。
自分が伝えたいことに必死になるあまり、起きた出来事を時系列ですべて話してしまい、結論にたどり着くまでに相手を疲れさせてしまうのです。
これでは、聞いている側は「結局どうしてほしいの?」「何を確認したいの?」と混乱してしまいます。
大切なのは、自分の頭の中にある情報を整理せずに出すことではなく、「相手が何を求めているか」を先に考え、結論から話すこと。まずは「上司に何を伝えて、どんなアドバイスが欲しいのか」を自分の中で決めることが第一歩です。
特に注意したいのが、「事実(実際に起きたこと)」と「解釈(自分の主観・予想)」を混ぜて報告してしまうことです。
例えば、こんなやり取りを想像してみてください。
上司: 「あの案件の進捗はどうなっている?」
部下: 「順調です!いけると思います!」
上司: 「(契約が済んだのかな?)……それって、契約締結まで終わったってこと?」
部下: 「いえ、まだです。ただ先方の感触が良かったので……」
上司: 「それなら『検討中』と報告しなさい!」
良かれと思ってポジティブな「解釈」を伝えても、上司が求めているのは次のアクションを判断するための「事実」です。
一方で、事実だけを淡々と伝える「ロボットのような報告」も考えものです。 事実を伝えた上で、「それに対して自分はどう考え、どう動こうとしているのか(解釈)」をセットで提示する。そうすることで、「この担当者はしっかり考えて動いているな」という信頼に繋がります。
結論:報告は「事実が先、解釈が後」を徹底しましょう!
「常に結論(事実)ファーストで話すべきか」というと、実はそうとも限りません。相手によってやり方を変えることが、真のコミュニケーション能力です。
状況に応じて、説明の仕方を**「カスタマイズ」**することが大切です。
説明の骨組みを作るのは、最初はとても苦労するものです。 迷ったときは、以下の3つの項目で整理してみることをお勧めします。
そして何より、「自分が理解しきれていないことは、相手には絶対に伝わらない」ということを忘れてはいけません。
私自身、まだまだ修行の身ですが、皆さんと一緒に「説明上手」を目指して成長していければと思います!

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