代理店委託、自社運用企業がリスティング広告の
アカウントで 最低限確認するポイント
下記の設定ができていなければ改善の余地があります。
ポイント1
ハガクレ化構造になっている
アカウント構築でリスティング広告の成果が8割決まると言っても過言ではありません。
最も効果的に広告を掲載できるアカウント構築は 『ハガクレ化構造』になります。
ハガクレ化の設定を行うと、Google・Yahooのシステムが効率的に動くようになります。
ハガクレ化によりGoogle・Yahooが推奨するオートメーション機能を使用しやすくなり成果につながりやすくなります。
また、Google・Yahooの動き方を考えてアカウント構築をすることでアカウント内での競合を抑え、見込みユーザーに対して広告表示回数の最大化を図ることができます。
それによりクリック数も増えるので、品質スコアにも好影響を及ぼし他社より低いクリック単価で上位に広告掲載する事ができるようになります。
キーワード毎に入札単価の変更ができる為、細部にわたってチューニングを行う事もできます。
ハガクレ化は、一見単純なアカウントに思えますが、構築時にGoogle・Yahooの動きを把握する知識と経験が必要になります。
ポイント2
配信先URLと配信する広告文を考え広告グループを作成する
いままでのようにアカウントを細分化しない為、配信先のURLと広告文により広告グループを作成する必要があります。
例えばインプラント治療と歯科矯正を行っている歯科医の場合は
広告グループ |
広告 |
リンク先 |
インプラント |
インプラント治療なら・・・ |
https://sample/implant |
矯正歯科 |
矯正歯科なら・・・ |
https://sample/kyouseisika |
上記のような設定をし、インプラントの広告グループにはインプラント関連のキーワードを設定し、矯正歯科の広告グループには矯正歯科関連のキーワードを設定することをお勧めします。
その際に「インプラント 港区」や「インプラント 中央区」などのようにキーワードと広告文を一致させる必要がある場合は広告カスタマイザーを使用するのが有効です。
ポイント3
広告文に検索キーワードが入っている
Yahoo!・Googleともに、検索キーワードを広告文に入れておくと、検索したキーワード部分が太文字で表示されま す。
太文字の量が多いと、ユーザーは自分が探している情報に近いページだと感じクリックされやすくなります。
クリック率を高めると、品質スコアが上がり、広告ランクを高める事ができるので、他社より低いクリック単価で上位に広告掲載する事ができるようになります。
ポイント4
広告文や広告バナーのABテストを実施している
リスティング広告で大切な事は成約率の高い広告文や広告バナーを作成することです。
では、どうやって成約率の高い広告文を作成するかというと、ABテストを行うことです。
広告文のABテストとは2~3パターンの広告文を作成し、クリック率・コンバージョン率などを比較しテストすることです。
1つの広告グループに複数の広告文を、部分的に変え同時に配信を行います。
均等配信を行うことでどちらの広告文が優れているかを調べることができます。
ABテストを行う場合は、訴求ポイントを金額にするのか?納期にするのか?意味を持って実施すると良いです。
数値の差の原因を分析することによってユーザーが求めている的確な広告文を作成することが可能です。
ポイント5
「絞り込み部分一致」を使用している
「絞り込み部分一致」を設定するだけで効果が倍増しますので、アカウント構築する際には必ず使用しましょう。
まず、絞り込み部分一致とは、「インプラント 福岡」でキーワード登録した場合、「福岡 インプラント」「福岡 インプラント 安い」「インプラント費用福岡」など、「インプラント」と「福岡」が含まれる場合はすべて表示されます。
部分一致の配信で、無駄にリーチが広くなりすぎているキーワードを「絞り込み部分一致」にするだけで効果が上がる事がありますので、まずは部分一致で多く予算が使われているキーワードをチェックしてみてください。
ポイント6
除外キーワードの設定をしている
除外キーワードとは、特定の語句を検索しているユーザーには広告を表示させないようにするという機能です。
除外キーワードを使用することで広告を表示する相手を絞り込み、より細かく広告掲載先をコントロールすることが可能になります。
例えば、「トラック」というキーワードを部分一致で配信していると、「トラクター」や「トラック 求人」などで広告掲載されます。
この場合、「トラクター」と「求人」を除外キーワードとして登録する事で、広告が掲載されなくなり、 成果につながらないクリックを防ぐ事ができます。
ポイント7
コンバージョン計測ができている
コンバージョンとはサイトから得られた最終結果、ゴールの事です。
最終結果やゴールは、サイトの目的によって様々ですが、ECサイトなら商品購入、商品やサービス紹介サイトならお問い合わせや資料請求、病院や士業なら電話お問い合わせなどになります。
コンバージョンは、サイトの効果を測定することにおいて非常に重要な指数ですので必ず設定すべきです。
コンバージョン設定ポイントが分からない場合は、代替え指標などで計測する事もありますのでご相談ください。
ポイント8
広告表示オプションを複数設定している
広告表示には、サイトリンク・コールアウト表示オプション・価格表示オプション・構造化スニペットなど多数のオプションがあります。
状況により使い分けが必要ですが、最低でも3つ以上の設定をおすすめします。
例えば、サイトリンクを設定することで「会社概要」「お客様の声」などユーザーが求めているかもしれない別の入り口を用意することができます。
価格表示オプションであれば、直感的に御社の商品の価格をユーザーに伝えることが出来ます。
検索結果画面でも占める面積が増えクリック率向上に繋がります。
また、設定している方が検索結果の上部に表示される可能性が高くなります。
資格所有者が運用するので徹底的に
獲得単価にフォーカス!
リスティングではCPAが重要!!
我々は、CPAに徹底的にこだわった運用をします。
リスティング広告において重要になポイントが、低いコストで成約(コンバージョン)を増やすことです。
では、CPAを下げるためにはどうしたらいいか、それは
1クリックあたりの広告費を下げる
成約率(CVR)を上げる
の2つの方法です。
※CPAとはCost per acquisition の略で、成約(コンバージョン)1件あたりの獲得単価のこと。
1クリックあたりの広告費を下げるには!
広告ランクを上げる
広告の掲載順位は広告ランクで決まります。
広告ランクとは??
入札価格×品質スコア=広告ランク
その為、安いクリック単価で上段に表示するには、品質スコアを上げる必要があります。
品質スコアを上げる為には、クリック率を上げる必要があります。
クリック率を上げる方法
クリック率を上げる為には、検索キーワードを広告文に含めたり、価格や実績など貴社の強みを含めて広告文を作成し、ABテストをする必要があります。
出稿している人が少ないワードを探す
広告グループごとに広告クリエイティブを作ることになりますので、広告グループを細かくわけることで、 より適切な広告文を表示させることができるようになります。
成約率を上げる
無駄なクリックを減らす
一定アクセスがあるが、コンバージョンやアシストコンバージョンのないキーワードを停止。
また、「求人」や「無料」などコンバージョンに繋がらない検索クエリがあれば、除外キーワードとして設定を行う。
その他に、「女性専用」など広告文にターゲットを明記する事で、セグメントをしたり、地域や時間でクリック単価を調整する事が大切になります。
ページを改善する
検索キーワードとアクセス先のランディングページ(広告のリンク先)を関連性のあるページにしましょう。
ランディングページは、ボタンや文字の色やサイズを変えたり、コンテンツを見せる順番を変え、ABテストを実施しながら成約率の改善を行います。
入札単価を見直して掲載順位を改善
成約率の高いキーワードは、入札単価を上げ上位掲載、成約率の低いキーワードは、入札単価を下げ、CPAを合わせにいきます。
また検索クエリを定期的にチェックして、コンバージョンしているキーワードを、キーワード登録します。
リスティング広告は細部までチェック、
そして 改善を行えば、効果が120%アップ!!
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