Googleアナリティクス
2017.05.15
Googleアナリティクスでサイト内検索のデータを取得する設定
サイト内検索とは
Googleなどの検索エンジンは、Web上にある様々なWebサイトのデータを検索しますが、サイト内検索は言葉通り、自社のWebサイト内のページのみを検索する機能。
Googleアナリティクスではサイト内検索に関するデータも計測可能です。
サイト内検索の設定を行うとできるようになること
- サイト内検索キーワードの取得
- サイト内検索後のユーザーの行動
サイト内検索キーワードを知るということがどういう事か考えてみましょう。
わざわざ検索するということは、ユーザーは何らかの情報を求めているということです。 そして検索キーワードは、「ユーザーがそのwebサイトに求めている情報」が入力されます。
つまり、サイト内検索キーワードを知ることで、ユーザーがWebサイトに何を求めているのかを直接知ることができます。
更に、検索後の行動データも取得できるため「検索結果に満足したかどうか」も判断できます。
一方、サイト内検索をするということは「Webサイトをある程度閲覧してもその情報、リンクが見つからなかった」ということでもあります。
つまり「ユーザーがWebサイトに求めているが、見つけづらい情報」が抽出できます。
その情報が記載されたページへのリンクをメニューに組み込む、TOPページにバナー表示する等導線整備をする、検索キーワードに関する情報をWebサイトに追加する、といった改善アクションに繋がるため、サイト内検索機能のあるWebサイトであれば、是非Googleアナリティクスのサイト内検索の設定を行いましょう。
サイト内検索の設定方法
Googleアナリティクスにログイン後、画面左下の歯車アイコンから管理画面へ移動し ビュー->ビュー設定をクリック
サイト内検索のトラッキングをオンにし、サイト内検索実行時にURLに付与されるクエリパラメータを入力すればOKです。パラメータが複数ある場合は、画面に記載の通り , で区切って入力します。
(例:s,q,search)
「URLからクエリパラメータを削除」のチェックボックスをオンにすると、Googleアナリティクスのページレポートに表示されるデータを検索キーワード毎に区別せず、まとめて表示されるようになります。今回の設定によってサイト内検索キーワード自体はページ以外のレポートで確認できるようになるため、チェックを推奨します。
サイト内検索のカテゴリは、基本的にオフで大丈夫です。(amazon等のように商品数が大量にあるECサイト等で使用します。)
サイト内検索の計測設定は以上です!設定内容自体は非常に簡単なので、是非行ってみてください。
補足:クエリパラメータの確認
クエリパラメータは、実際にサイト内検索を行った際にURLの末尾に付与されます。
例えば、実際に「サイト内検索」というキーワードで検索すると、以下のように検索キーワードを含んだURLが表示されます。
例:http://www.mightyace.co.jp/seach/?s=サイト内検索
この例でいくと、キーワード手前の「s」がクエリパラメータとなります。「=」は含めません。
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