審査をスムーズに通す！リスティング広告文の表記・記号規定まとめ

広告文を作る際に、こんなことありませんか？

• この表現ってOKだっけ？
• この記号って使える？
• GoogleではOKだった広告文がYahooでは通らない！

ユーザーにとって魅力的な広告文を考えても、媒体のルールに沿っていないと出稿することはできません。

そこで、Google AdWords（Google広告）・Yahoo!スポンサードサーチにおける広告文作成時の注意点をまとめました。

広告文作成・表現に悩んだ際にご覧ください。

入稿の文字数制限について

※ひらがな、カタカナは基本全角での入稿のみ。英数字は全角・半角どちらでもカウント可能

時々、説明文で半角80文字中、半分程度しか使っていない広告を見かけることがあります。

• 伝えられる魅力（強み）の数が増える
• テキスト量が増えることで、面を占有しユーザーの目に留まりやすくなる

という点から、できるだけ文字数制限の中でギリギリまでテキストを使いながら、ユーザーを引き付ける広告文を作れるかが鍵となります。

文字数制限は媒体共通ですが、表現上のルールは媒体によって異なります。

Google・Yahooそれぞれの入稿規定についてご紹介します。

Google AdWordsの入稿規定

①句読点や記号の禁止事項

1. 1）見出しでの感嘆符（「！」や「？」など）の使用。説明文では1つのみ。※Yahooは使用可能
2. 2）記号の連続使用（例：キャンペーン中！！）
3. 3）本来の意味や目的とは異なる記号、数字、文字の使用（例：at⇒@）
4. 4）上付き文字の標準外の用法での使用、標準的でない記号や文字の使用（例：アスタリスク（*））
5. 5）箇条書きや省略記号の使用
6. 6）数字や記号や句読点を人目を引くための過剰使用（例：お。す。す。め。）
7. 7）無効な文字やサポート対象外の文字の使用（例：絵文字・半角カタカナ）

②アルファベットの使用方法制限

アルファベットの大文字を不適切な方法や本来の目的と異なる方法で使用している広告は掲載不可。

（例：BlOoMiNgやb.l.o.o.m.i.n.gなど過剰な大文字表記）

※商標、ブランド名、商品名などは審査をリクエストして承認されると配信可能

③重複表現の禁止

名前や同じ語句、フレーズ標準外の過剰、または不必要な繰り返しは不可。

（例：広告主名や商品名の繰り返し）

自社の商品名をたくさん使用して目立たせたいとは思いますが、審査落ちしてしまうと配信自体ができないので、多くても2つ程度にするのが良いかと思います。

④強調目的での不必要なスペースについて

必要なスペースの省略や余分なスペースの追加、またスペースの過剰な使用は禁止。

（例：「Sale,buy watch」「w a t c h」「大 セ ー ル 中」）

⑤広告文での電話番号の直接記載は禁止

こちらは広告表示オプション内にある「電話番号表示オプション」で補うことができるので、そちらを使用しましょう。設定も電話番号を追加するだけなので非常に簡単です！

＜引用元＞

https://support.google.com/adwordspolicy/answer/6021546?hl=ja

Yahoo!スポンサードサーチの入稿規定

①意味不明な文字の羅列などユーザーが不快に感じる文字を使用した広告は禁止

ユーザーが不快に感じる文字を使った広告・意味不明な文字の羅列は禁止

（絵文字、機種依存文字、文頭・文末のスペースなど）

＜文字、記号の使用例＞

☆掲載可となる例

社名、サービス名、ブランド名、人名に含まれるもののみ

※「＠〇〇」の「＠」がサービス名など

★掲載不可となる例

・orz、DQN　⇒ユーザーへ不快感を与える

・あああああああああ　⇒意味不明な文字の羅列

・＞ブルーミング＜　⇒記号や文字を装飾的に使用

・(；ω；)　⇒顔文字

・㈱、⑦　⇒機種依存文字

・うまい！やすい！はやい！！⇒同種記号の連続使用や1広告内で3回以上の使用

②同種記号の使用制限（①の内容を詳しくまとめたものになります。）

1）同じ種別の記号はタイトル・説明文で2つまで使用可能。

（句読点、中点、カンマ、ピリオドの使用制限は無し。）

※クイックリンクオプションのテキストに関しては記号は1つのみ

2）同じ種別の記号の連続使用は不可（記号の間にスペースを挟んでも不可）

③スペースの使用について

☆掲載可となる例

英文において適切な場所（単語の間）で使用

例：The purchase from here

★掲載不可となる例

装飾的にスペースを使用している場合

例：The p u r c h a s e from  here

④括弧の使用例

☆掲載可となる例

開き括弧と閉じ括弧で同種の記号を使用したもの

例（公式）〇〇〇クリーム／今だけ30％OFF

★掲載不可となる例

・全角と半角の組み合わせのもの

例：(公式）〇〇〇クリーム／今だけ30％OFF

・違う種類の括弧を組み合わせてしようしているもの

例：（公式〉〇〇〇クリーム／今だけ30％OFF

・片側のみ括弧を使用したもの

例：公式）〇〇〇クリーム／今だけ30％OFF

・逆向きに括弧を使用したもの

例：）公式（〇〇〇クリーム／今だけ30％OFF

※備考

括弧記号については開き括弧、閉じ括弧（）合わせて1つの記号とカウント。

また、原則同種記号の連続使用は出来ないが、下記のような使用方法は可能

例：（（キャンペーン中⇒使用不可

　  （キャンペーン中）（無料特典付き）⇒使用可

＜引用元＞

https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?cat=348

さて、ここまでGoogle、Yahooそれぞれの入稿規定に関して紹介しましたがいかがでしたでしょうか。こんなにたくさん覚えられない！！と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしこの基本事項を把握しておくことが重要であり、よりよい広告文の作成へもつながってくるかと思います。私も今回まとめてみて再確認することができました！

早速本日から広告文作成に役立てていきたいと思います。

それでは最後になりましたが、最新版の使用可能記号をGoogle・Yahooと媒体別にまとめてみました。よければどうぞお役立てください！

■リスティング広告使用可能記号一覧

＜引用＞

https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=1663

https://www.ja.advertisercommunity.com/t5/%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6/AdWords-%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%A7%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E8%A8%98%E5%8F%B7%E4%B8%80%E8%A6%A7/ba-p/93391

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