Googleアナリティクス
2020.07.13
平均掲載順位終了のお知らせ
※2019年9月執筆
最近、googleの管理画面でもある項目に関して終了してしまうというお知らせが来ていますね。
みなさんもご存知かとは思いますが、「平均掲載順位」が終了してしまいます。
発表自体は2月からあったとのことですが、googleのヘルプ画面にも「平均掲載順位のサポートが9月30日に終了します」とのお知らせがありました。
https://support.google.com/google-ads/answer/9439546?hl=ja&ref_topic=9058565
こちらは数値をみる際に一つの目安として使われていた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
そもそも平均掲載順位とはなんなのかというと
主に検索広告が表示される際に他の広告と比較したとき、相対的にどの位置に広告が表示されているのかというものでした。
例えば、平均掲載順位が1.5位だった場合は他の広告と枠を争った結果1番目か2番目くらいの位置で表示されますよというものでした。
では、平均掲載順位が1位だった場合は最上部に常に表示されているのかというとそういうことはないようです。
繰り返しにはなりますがこの順位というのは相対的なものであり、自然検索の検索結果の下に広告が表示されていてもその他の広告と比べて上位であれば平均掲載順位も上位にくるという仕組みだそうです。
このような背景もあり、運用者のみなさんは平均掲載順位を気にされないという方も少なくはないかと思いますが、今まで平均掲載順位を見ていたという方はこれからどんな指標を見ればいいのかと思いこの機会に改めて調べてみました。
googleが推奨している指標は二つ
「ページ(最)上部インプレッションの割合」と「検索広告のページ(最)上部インプレッションシェア」こちらの二つです。
それぞれの詳しい説明はこちらから見ていただければと思います。
https://support.google.com/google-ads/answer/7501826
名前が似ていて意味も近しい二つですがこれからどう向き合えばいいのかということを簡単にまとめてみました。
ページ(最)上部インプレッションの割合
こちらは実際に表示された回数に対して、実際、上部に表示された回数の割合が分かります。
検索広告のページ(最)上部インプレッションシェア
こちらは広告が上位に表示される可能性があった回数に対して、実際、上部に表示された回数の割合が分かります。
共通点
ユーザーがgoogleで検索をした際に、広告がどこに表示されたのかということを示します。
平均掲載順位という相対的なものに対して絶対的なものとなります。
相違点
実務としてこちらの指標を活用する場合、「ページ(最)上部インプレッションの割合」は今までの入札や広告で配信をした際の表示位置の結果を確認するもの。
「検索広告のページ(最)上部インプレッションシェア」はより良い位置で広告を表示させるためにどのような入札を行えばいいのかということを確認するものとなります。
以上が各指標の説明となりますが、実際に指標を見て広告を改善したいとなった場合は
・検索広告のページ(最)上部インプレッションシェア損失率(予算)
・検索広告のページ(最)上部インプレッションシェア損失率(ランク)
こちらの指標を確認しつつ入札をあげる、広告の品質を上げるために広告やLPを改善する必要があります。
まとめ
検索結果の状況を正しく把握することがより正確な運用をする上で重要となってくることを再認識すると同時に、日頃何気なく使っている指標も改めて調べると数値も新たな角度から見えてくるのではないかと思います。
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