運用型広告
Google・Yahoo!のリスティング広告はもちろん、Facebook・Instagram・LINE・XなどのSNS広告も運用が可能です。
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目次
ユーザーの興味を引くための広告を作る際、様々な訴求でアプローチを考えると思います。
なかでも困るのが、値段について競合と比較した際、クライアントの商品の値段が高いことです。
そこで今回はユーザーがお得に感じるにはどうすればいいのか、という視点から調べてみました。
今回ご紹介するのは【リフレーミング】効果についてです。
リフレーミングとは、ある出来事や物事を、今の見方とは違った見方をすることで、それらの意味を変化させて、気分や感情を変えることです。
商品の値段を私たちで決めることはできません。そこでリフレーミング効果を利用することで、同じ物事でも合理的な判断ができなくなり、購買を決断することを狙うことができます。
今回は5つの例を挙げてご紹介していきます。
商品を1日単位の金額に変えてみるやり方です。
美容関係や健康食品によくあるのが、「1日当たりわずか100円」というフレーズです。「月々3,000 円」と伝えるよりも、「1日当たりわずか100円」と伝えた方がお得感が伝わります。また「100円程度なら使ってみようかな」という心理的なハードルを下げることができます。
前述したものとは逆に、1年単位など単位を大きく変えてみる手法です。
家電製品でよくあるのが、「1日あたり10円の節約」というのを「年間3650円の節約」という表記です。少しの金額でも、年単位でまとめることで、より節約できる印象を受けます。
別のフレームに置き換えて比較する手法です。
「この栄養ドリンクはビタミンC1000mg、レモン50個分が含まれています」と言われると、気軽にたくさんのビタミンCを摂取できる印象を持たせることができます。
注目する視点を変えて比較します。
住宅販売で徒歩圏内に駅が無かった場合、「閑静な住宅街」と表現することで、ネガティブなことも、逆から見ればポジティブに変換することができます。
他のフレームを足すやり方です。
自社のサービスが真ん中にくるように、他社を含めて3社分載せるように設定します。
消費者は3つになると真ん中を選ぶ可能性が高くなります。これは極端を嫌い、「安すぎる物」「高すぎる物」を回避する傾向があるからです。これを心理学では極端の回避と呼ばれます。
今回調べてみて、同じことを表現していても、書き方次第でかなり印象が変わることがわかりました。
また他の広告から真似していた表現も、論理的に基づいて作られていました。自分が担当する商品のカテゴリーに合わせて、少しでもユーザーに響くよう、効果的に使っていきたいと思います。
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