運用型広告
Google・Yahoo!のリスティング広告はもちろん、Facebook・Instagram・LINE・XなどのSNS広告も運用が可能です。
Web制作
WordPressには「バージョン」というものがあります。
標準の設定ではマイナーバージョンの自動更新がONに設定されており、システム側で自動的に新しいバージョンへアップグレードしてくれる設定になっています。
主にセキュリティ強化などが行われているのでサイトに影響が及ぶことはほぼありませんが、「全く影響がない」と言い切れません。あえて自動更新を停止させているサイトもあるくらいです。
今回は、自動更新の「有効化」「無効化」の方法について説明していきます。
まずはWordPressのバージョンについての確認です。
WordPressのバージョンは、「5.2.1」のような3つの数字で表示されています。
1番左の「5」は、メジャーバージョン
⇒新しい機能が追加されたり、古い機能が削除されたり、画面デザインが一新されるなど大きな変更がされます。
2番目の「2」はマイナーバージョン
⇒セキュリティ面の修正やプログラムの不具合の修正、使用の変更などの変更がされます。
3番目「1」は、ビルドバージョン
⇒細かい不具合の修正などがされます。
WordPress3.7で自動更新がされるようになり、基本的にはデフォルトではマイナーバージョンアップのみが対象です。
バージョンが古いと、セキュリティ面などで脆弱性が見られアタックされる原因になります。
ですが、むやみにバージョンアップするとプラグインなどと互換性がとれず挙動に不具合がみられることもあり、自動でバージョンを上げることを好まないひともいます。
自動更新を停止させたい場合、下記のコードを追加し任意で設定をしましょう。
※バックアップは忘れずに!
次に「WordPress本体」「プラグイン」「テーマ」を個別に設定をします。
以下のコードをwp-config.phpに追加します。
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', true );
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', false );
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', minor );
以下のコードを使用しているテーマのfunctions.phpに追加します。
add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_true' );
add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_false' );
以下のコードを使用しているテーマのfunctions.phpに追加します。
※デフォルトでは無効化されいています。
add_filter( 'auto_update_theme', '__return_true' );
add_filter( 'auto_update_theme', '__return_false' );
自動更新を有効化させると、更新通知メールを受信することがあります。
この通知メールが不要な際も、設定することができます。
以下のコードをfunctions.phpに追加します。
add_filter( 'auto_core_update_send_email', '__return_true' );
add_filter( 'auto_core_update_send_email', '__return_false' );
WordPressの案件だと、作成時の最新バージョンに合わせてテーマを作成します。
そのため、自動更新で意図しない不具合が勝手に起きないよう、全ての自動更新を無効化にすることが多いです。
バージョンを上げる際はテスト環境を用意するなど、ユーザーへの影響が最小限になるように対応したほうがいいでしょう。
基本的にバージョンは最新のものにしておくのがセキュリティ面でもよしとされますが、何かしらの理由で更新を停止させたいなどは、ぜひ試してみてください!
Webマーケティングにおけるパフォーマンス改善のための資料がダウンロードできます。