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2024.05.23

【初心者向け】リスティング広告とは?基本から運用のコツまで

Web広告の施策の一つにリスティング広告というものがあります。そもそもどういった広告なのか、特徴や運用のコツ・その他の施策との違いを通してリスティング広告の概要を説明していきます。マーケティングにまつわる資料請求

リスティング広告とは?

まず、リスティング広告とはユーザーが検索した時に検索結果ページに表示される広告のことです。特定の検索語句で検索した際に、検索結果ページの上部や下部に表示される広告で「スポンサー」などの表記があるものです。
広告を出したら上部への表示がされるため即効性が高く、情報を求めて検索をしているユーザーに対して配信ができるため狙ったターゲットへ広告を表示させることができます。

リスティング広告の掲載媒体

リスティング広告の掲載媒体として一般的なものとしてはGoogleやYahoo!などといった検索エンジンです。他にもMicrosoft広告というMicrosoft社が提供する広告プラットフォームもあり、独自の検索エンジンであるBingへ広告配信をすることができます。

リスティング広告の掲載エリア

リスティング広告は検索結果の上部、下部に表示されます。

特徴として同じキーワードに反応した他社が出稿した広告と並んで表示されます。ユーザーの解決をさせる情報が見比べられるため、競合よりも上部に表示させたり強みを訴求できるような広告を配信することがパフォーマンス上げるポイントになってきます。

リスティング広告のフォーマット

リスティング広告のフォーマットは基本的にテキストです。タイトル、説明文をテキストで表現しますが他にもコールアウトのテキスト、リンク、画像など多くの情報を載せることも可能です。多くの情報を載せることでユーザーからの信頼性も高まり、テキストのみの場合よりもパフォーマンスを高めることが見込めます。

リスティング広告の掲載順位の決まり方

Google広告を例にあげると、掲載位置を決める指標で広告ランクというものがあります。算出された広告ランクが高い順にユーザーの目に留まりやすい上部の広告枠が割り当てられる仕組みです。その際の広告ランクは以下の6つの要素に基づきます

・入札単価

・広告とランディングページの品質

・品質ランクの下限値

・オークションにおける競争力

・ユーザーが検索に至った背景(コンテキスト)

・広告アセットやその他の広告フォーマットの効果

参照:https://support.google.com/google-ads/answer/1722122?hl=ja

お金をかければ表示されるのがリスティング広告の特徴ですが、お金にまつわる入札の部分はもちろんのことキーワードや広告文などユーザー体験に関わる部分の調整も効果的にリスティング広告を配信するための一つとなってきます。

自然検索(SEO)との違い

リスティング広告が掲載される面の近くにいるのが自然検索ですよね。掲載面の近さからも似たようなWeb施策に思われがちですが大きく3つの違いがあります。

  • 費用がかかるかどうか
  • 時間がかかるかどうか
  • キーワードごとの向き不向き

〇費用がかかるかどうか

リスティング広告は有料の広告となるため、掲載をするために費用が発生します。対して、SEOはドメインなどの金額は発生するものの掲載をするための料金が発生しません。検索をした際の最上部に掲載されるのは広告ですが、SEOで上位表示される場合はお金をかけずにユーザーへ自社の情報を発信することができます。

〇時間がかかるかどうか

リスティング広告は掲載をすれば短時間で表示をさせることが可能です。
HPを持っていて検索するけれどもなかなか上位に表示がされないページはたくさんあるかと思います。SEOの施策は効果を発揮するのに時間がかかることが多いですが、リスティング広告の場合は配信をスタートすれば広告の表示をさせることが可能です。

〇キーワードごとの向き不向き

SEOで上位表示をさせるためにはたくさんのコンテンツを作成することが必要になる場合があります。キーワードごとにSEOで上位表示を目指すためにかかる時間とお金(人件費)が変わるため、そのようなキーワードは特にリスティング広告で掲載を狙うという方法があります。

ディスプレイ広告との違い

GoogleやLINEヤフー社など各社がリスティング広告と併せてディスプレイ広告というものを提供しています。
リスティング広告はユーザーの検索行動に連動して掲載されるテキスト広告に対して、ディスプレイ広告は画像や動画などを用いた広告となっており視覚的な訴求が可能です。また、検索をしていないユーザーにも広告配信をすることが可能なので認知を広げたい場合に相性がいいです。

リスティング広告とディスプレイ広告の違いとは?

向いている商材は?

リスティング広告は、特に次のような商材に向いています

緊急性の高い商品・サービス:
今すぐに必要としている商品やサービスはユーザーが能動的に情報を取りにいき、目先の悩みを解決しようとするためリスティング広告が向いています。

単価の高いサービス:
キーワードによってはクリック単価が高騰する場合があります。1件の契約や購入が高額であればクリック単価が高騰していても広告費にかけた以上の利益を得られます。また、リピートで定期購入するような商品も1回当たりの単価は低くとも継続して購入することで、売上を伸ばすことができるため向いています。

競合優位性のある商材:
リスティング広告は掲載箇所が競合他社と並ぶため競合よりも強みを持つサービスの方が広告の表現として目立たせることが出来ます。また、世間からの認知度が高い商材は指名での検索をされるため比較的向いています。

リスティング広告のメリットとデメリット

メリット

顕在層へのリーチ

リスティング広告はユーザーが特定のキーワードを検索した時に表示されるため、購入意欲の高いユーザーにリーチできることが一番のメリットです。広告主側から情報を押し出すのではなく、情報収集をしたいと思っているユーザーに対して広告を表示させるためCVRが高いユーザーへ広告配信ができる可能性が高いです。


即効性

先ほどのSEOとの違いでも説明した通り、リスティング広告を出稿すると検索結果画面の上部に自社のサービスを表示させることができるようになります。そのため、SEOでコツコツと上位表示を狙うよりも時間を短縮してユーザーに発信をすることができます。


ユーザーのインサイトを把握

ユーザーが実際にどのようなキーワードで検索をして、購入や問い合わせをするかを把握することが可能です。広告主側が想定もしていなかったような検索語句でユーザーが購入・問い合わせまで至っているケースも少なくはないため、新たな気付きや傾向を発見することができます。

デメリット

競争の激しさ

競合となる広告主が多く、人気のキーワードは入札競争が激しくなる傾向があります。その結果、クリック単価が高くなり、コンバージョン率が高くとも目標としている獲得単価を上回ることもあります。

顕在層向け

検索をしたユーザーにしか広告配信ができないため、認知の拡大にはあまり向いていません。サービスの概要やユーザーの悩みから離れたキーワード設定をすることで幅広くリーチを見込めますが、コンバージョン率が低下する要因にもなるため調整が必要になってきます。

リスティング広告はどうやって出すの?

自社運用をする

自社で広告運用を始める場合は以下のようなプロセスで進めていきます。大枠の流れだけの説明になるので初めて広告入稿をする場合は時間がかかるかもしれませんが、Googleアカウントがあれば無料で広告アカウントの作成ができます。

1. アカウントの作成
2. 目的に合わせたキャンペーンの作成
3.広告グループの設定/キーワード選定
4.ターゲットの選定
5. 広告の作成
6.広告表示オプションの入力
6.予算の確定
7.広告審査/配信のスタート!

広告代理店に依頼する

リスティング広告を始めたい場合、運用を広告代理店に依頼する方法もあります。専門の代理店は、競合分析を踏まえたキーワードの選定や広告文の作成を行います。予算管理を含めた運用管理を代行してくれるため、自社で広告運用を行い継続して効果を出し続けるためのリソースがない企業はひとつの手段となります。
このブログを書いているマイティーエースもリスティング広告を得意とする広告代理店です。お任せいただける際はこちらから


費用相場や予算の決め方

リスティング広告の費用相場としては「月額20万円から30万円程度」と言われています。

リスティング広告では、20万円から30万円程度を予算としてはじめるケースが多くなっています。

参照:https://www.lycbiz.com/jp/column/yahoo-ads/marketing/search-ads-costs/

予算の決め方としては、目標とする獲得件数と獲得単価から算出する方法と狙いたいキーワードのクリック単価とクリック数・コンバージョン率で計算する方法とありますが、どちらも事業の状況や目標に沿って策定をする必要があります。

リスティング広告の費用に関する詳しい記事はこちらからご覧ください。

リスティング広告の費用相場とは?手数料から広告予算の決め方

リスティング広告運用のコツ

キーワードの最適化

獲得単価が安価なキーワードがしっかりと表示されるように調整を加え、低パフォーマンスなキーワードは停止をしましょう。また、特定の検索語句で検索した場合に配信をしないという除外設定も可能ですので狙っていない検索語句は積極的に除外設定をしていきましょう。

広告文の改善

リスティング広告の掲載場所は競合企業が出稿している広告と並ぶため、自社の優位性を提示できるような広告文を作成しましょう。しかし、無駄なクリックを誘発するような広告文は必要のない広告費を発生させるため避けたほうがいいです。設定しているキーワードとの関連性の高い広告文を作成することが効果改善において大切になります。

マッチタイプの見直しを行う

出稿側の設定とユーザーの検索語句がどれほど厳密に一致を求めるかが、キーワードのマッチタイプです。「部分一致」はより多くの語句で表示されるため、リスティング広告はCVにつながらない場合は「フレーズ一致」や「完全一致」といったマッチタイプへ変更し、より狙ったユーザーへ配信すると良いでしょう。

ターゲティング設定の最適化

ターゲティング設定を最適化することで、無駄を減らした広告配信が可能となります。媒体にもよりますが地域、デバイス、時間帯など自社のサービスの特徴に合わせて無駄な部分で配信をしないようにすることで効率的な配信を見込めます。

まとめ

リスティング広告について網羅的にまとめましたがいかがでしょうか?これから始める人や改めてリスティング広告についてを知りたい人のお役にたてれば幸いです。


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