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TikTok広告運用レポート:オーディエンスが知っておくべき「挑戦と発見」

TikTok広告運用レポート:オーディエンスが知っておくべき「挑戦と発見」

おはようございます!🌞

デジタルマーケティングの進化は目まぐるしいものがありますが、近年特に注目を集めているのがTikTok広告です。

弊社でも、広範なリーチと新しい顧客層の開拓を目指し、このTikTok広告の本格的な運用に挑戦しました。今回は、その初期運用で得られた生々しいデータと、効果を最大化するための実戦的なノウハウを、社外の皆様にも共有したいと思います。

「TikTokは若年層向け」というイメージをお持ちかもしれませんが、その認識はアップデートが必要です。BtoBのマーケティング担当者様にとっても、新しい可能性を見出すヒントになれば幸いです!💡

TikTok広告の基本とBtoBにおける可能性

TikTokは、縦型ショートムービーが特徴的なSNSですが、そのユーザー層は進化しています。10〜20代がメインユーザーであることに変わりはありませんが、平均年齢は30代半ばに達しており、ビジネスパーソンを含む40代以上の利用も増加傾向にあります。

TikTok広告の主な特徴

  • 高い拡散性: トレンドの波に乗れば、他の媒体に比べて圧倒的な速度でリーチを広げることが可能です。
  • 若年層含む幅広いリーチ: これまで接点のなかった層へのアプローチを可能にします。
  • 「広告感の薄さ」: フィードに溶け込む形式のため、ユーザーに受け入れられやすい特性があります。
  • 動画で伝える情報量: バナー広告では難しい、複雑なメッセージやブランドの世界観を伝えやすいです。
  • 審査基準: コンテンツの質や表示ルールに関する審査が比較的に厳しいため、事前に準備が必要です。
  • 動画制作の手間: 効果的なクリエイティブを継続的に制作するためのリソース確保は課題となります。

重要なプラットフォームの棲み分け:TikTokとPangle

「TikTok広告」と一括りにされますが、配信先は主に2つに分かれます。

  1. TikTok: TikTokアプリ内での配信。
  2. Pangle: 提携しているゲームアプリなどでの配信(リワード動画広告など)。

この2つは、ユーザーの視聴態度やモチベーションが大きく異なるため、運用上は「ほぼ別の媒体」として捉えるのが成功の鍵となります。

実際に運用してみてわかった「リアルな壁と発見」

初めて本格的にTikTok広告を導入した際、手探りながらも具体的な施策を進めました。

💡【初期検証の概要】

  • 商材: 専門性の高いヘルスケア関連商品(特定の漢方など)
  • ターゲティング: 主に35歳以上に設定(商材のターゲット層に合わせるため)
  • クリエイティブ: 1本の動画シナリオに対し、冒頭部分を4パターン変更して検証。

📈 初期のデータから見えた「プラットフォームの偏り」

初期はTikTokとPangleを分けずに配信し、週単位で成果を測定しました。

指標傾向発見された課題
全体パフォーマンス他の主要媒体と比較しても遜色ない、または初期としては良好な成果を記録。プラットフォームごとの配信量と成果に大きな偏りが見られた。
プラットフォーム別配信額は日によってTikTokに寄ったり、Pangleに寄ったりと変動が激しい一部のプラットフォームで突発的に発生したCV(コンバージョン)により、翌日以降の配信がそちらへ偏る傾向が見られた。

最大の課題は、プラットフォーム(TikTok vs Pangle)を分けていないことによるコントロールの難しさでした。特に、特定のプラットフォームで成果が上がっても、管理画面上でその詳細な内訳(年齢層など)が見えづらい点も、分析の障壁となりました。

この結果から、Meta広告(FacebookとInstagram)とは異なり、TikTok広告においては「TikTokとPangleはキャンペーンレベルで明確に分けるべき」という結論に至りました。

🖼️ 動画に加え「静止画」検証への着手

プラットフォームを分けて運用を継続した結果、Pangle面では安定した成果が見られましたが、TikTok面での獲得効率が伸び悩む状況に直面しました。

そこで、新たな対策として、静止画バナーの検証を開始しました。競合他社の動向調査や、外部の運用パートナーからの情報収集を行った結果、TikTokでも静止画が有効に機能した事例が多数あることが判明したためです。

  • 制作方針: 動プロ(※外部のクリエイティブ事例)を参考に、説明文を多めに含んだ静止画バナーを複数パターン作成し、現在検証中です。

動画制作は工数が大きいため、もし静止画での効果が見込めれば、今後の新規案件における検証の選択肢を大きく広げることができます。

効果を最大化するTikTok/Pangle運用の実践的コツ

運用を開始して間もないながらも、目標とする獲得単価(CPA)を達成・維持するために見えてきた、「押さえておくべき実践的なコツ」を共有します。

① TikTokとPangleは「キャンペーンを分ける」が鉄則

前述の通り、配信のコントロールと分析を容易にするため、初期段階からプラットフォームを分離しましょう。

💡 TikTok面の運用:
動画の冒頭2秒が命: ユーザーのスクロールを止めるための「フック」が全てです。冒頭部分(最初の数秒間)の検証を「スピード感」を持って行うことが最重要です。

冒頭の変更は、テキストだけでなく背景やイメージをガラッと変えるレベルで実施しましょう。

💡 Pangle面の運用:
動画のシナリオ全体が重要: 視聴時間が長くなる傾向があるため、動画自体の情報量が多くても問題なく機能します。動画を通してしっかりとメッセージを伝える構成にしましょう。

② クリエイティブのPDCAは「他媒体の倍速で」回す

TikTokは表示回数が多く、クリエイティブの疲弊が非常に早いです。Pangle面では、年齢を絞り込んだ場合にフリークエンシー(一人当たりの広告接触頻度)が5.0を超える事例も見られました。

  • 推奨されるスピード感: 週に1本の新しいシナリオ動画を追加し、それに加えて冒頭検証用の別パターンを3本程度追加する、というくらいの高い頻度でPDCAを回す体制が必要です。
  • 停止基準の明確化: 弊社では、目標とするCPAに対して、例えばその2倍の費用を投じても成果が出ないクリエイティブは即座に停止する、という明確なルールを設けています。

③ 日予算は「徐々に」引き上げる

予算調整の際は、日予算の1.2倍〜1.5倍程度の増額に留めるのが安全策です。急激な予算変更は配信アルゴリズムを乱し、パフォーマンスの悪化を招きやすいので細心の注意が必要です。

④ 動画の長さは「21秒〜34秒」を目安に

弊社が現在試行している、成果が出やすい動画構成のイメージです。

  • 最初の3秒: ターゲットを絞り込み、興味を惹くメッセージ(フック)
  • 次の30秒: 商品・サービスの説明、権威性の提示、具体的なベネフィットを伝える
  • 最後の3秒: 限定感の訴求や具体的な行動を促すコール・トゥ・アクション(CTA)

さいごに

今回のTikTok広告運用は、弊社にとって新たな知見の宝庫となりました。動画クリエイティブを制作するノウハウは、TikTokだけでなく、YouTubeや他の媒体での縦型動画配信にも応用できる、大きな資産となっています。

現在、TikTok広告はクリエイティブの「シナリオ作り」が成功の鍵を握ると再認識しており、外部の専門家の方にもご協力いただき、シナリオ作成のスキルアップを図っています。この知見がさらに深まれば、また改めて共有させていただく予定です。

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