運用型広告
Google・Yahoo!のリスティング広告はもちろん、Facebook・Instagram・LINE・XなどのSNS広告も運用が可能です。
広告運用

皆さま、こんにちは。 今年も残すところあとわずかとなりました。年末に向けた施策の準備で、一段と忙しさを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
本日は、最近マーケティング界隈で話題にのぼることが増えた「デマンド ジェネレーション キャンペーン」についてご紹介します。従来のファインド広告がどのように進化したのか、運用のヒントと共にお届けします。
目次
一言でいうと、「ファインド広告が大幅にアップグレードされたもの」です。
Google 広告の既存のファインドキャンペーンは、2023年11月から順次、自動的に「デマンド ジェネレーション」へと移行が進んでいます。アップグレード後も、過去の学習データはすべて維持されますので、ご安心ください。
「広告の表示先を広げたい」「新しい見込み客に出会いたい」と考えている担当者様にとって、非常に強力な武器になる機能です。
具体的に何が変わったのか、特に重要なポイントを4つに絞ってまとめました。
| 注目項目 | 内容 | メリット |
| ① 配信面の拡大 | YouTube ショート、インストリーム面への配信が可能に。 | 視覚的なインパクトで、より広範囲なユーザーへリーチ。 |
| ② クリエイティブ | 静止画に加え、多彩なサイズの動画(横・縦・正方形)に対応。 | デバイスに合わせた最適な訴求が可能。 |
| ③ 入札戦略の追加 | 「クリック数の最大化」が選択肢に。 | サイトへの流入数を増やし、認知を広げたい施策に最適。 |
| ④ ターゲティング | 「類似セグメント」が利用可能に。 | 既存顧客に似た特徴を持つユーザーを精度高く探せる。 |
YouTube ショートやインストリーム面が加わったことで、ソーシャル性の高い配信が可能になりました。今、最もユーザーの目が集まっている場所に広告を差し込めるのは大きな利点です。
入稿時のプレビュー機能が向上し、実際の表示イメージを確認しながらクリエイティブを作成できます。 また、ABテスト機能も充実しており、「画像と動画、どちらが反応が良いか」をターゲティングや予算を変えずに検証できるため、効率的なPDCAが回せます。
これまでは「コンバージョン数(値)の最大化」のみでしたが、新たに**「クリック数の最大化」**が選べるようになりました。コンバージョントラッキングが未設定の状態でも、予算内で最大限のトラフィックを獲得できるよう最適化されます。
Google が保有する膨大なシグナル(YouTube の利用状況や購買意向など)と、貴社の顧客データを照合。類似度を 2.5% 〜 10% の範囲で調整でき、精度の高い新規顧客開拓が期待できます。
デマンド ジェネレーション キャンペーンを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。
ただし、機械学習はアカウントに蓄積されたデータを参考にするため、開始直後は動向を慎重に見守ることが重要です。
現在、私たちのプロジェクトチームでも複数のアカウントでテスト運用を開始しています。最新の成功事例や運用のコツが蓄積され次第、また皆様に共有させていただきます!

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