動画広告
2021.03.02
6秒動画【企画のポイント】
おはようございます!!!
ここ数年動画広告の重要性について触れることがより一層多くなってきましたが、
今回は6秒動画(Bumper Ads:バンパー広告)についてお話ししたいと思います( *´艸`)
コンテンツ
なぜ「6秒」なのか?
「6秒の動画」という意味では火付け役はアメリカの6秒動画アプリ「Vine」が火付け役という人もいます。(※「Vine」は2016年10月サービス終了。その後「Byte」として復活。)
YouTubeに掲載される動画広告のフォーマットにも尺が6秒以下・閲覧者によるスキップは不可で「バンパー広告」という枠が存在します。
「Vine」がなくなった後も6秒動画の訴求効果自体は残り続け、動画の長さを比較したマーケティングデータなどの研究でも再生時間が短いほど、最後まで動画を視聴する確率や視聴後に行動を起こす確率が高くなるという結果が証明されているそうです!
「6秒動画」のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
離脱率が低い | 動画に盛り込める内容がとても少ない |
ユーザーに不快感を与えにくい | インパクト重視になりがち |
伝えたい内容をシンプルに表現できる | 他社との差を差別化しにくい |
※6秒という短い時間の中では、伝えたいメッセージが自然と1つに絞られるため、「これを伝えたい!」というものが視聴者へ的確に伝わる効果があります。
結果、短い尺でも広告として十分成立しているのです(`・ω・´)!
「6秒動画」をうまく活用する、基本の3ポイント
➀情報を発信するユーザーを明確に設定する
“万人全てにウケる広告”は存在しません。伝えられることが少ないからこそ、ターゲットユーザーをしっかり決め、「そのユーザー」に対して「どういう伝え方をすれば良いのか?」を初めに明確に設定する必要があります。
②伝える内容を1つに絞り、それを伝えることに集中する
尺の都合上、多くの内容は伝えられません。また、短い尺の中に情報量が多く存在すると、各情報の印象は薄くなり、伝達力は弱まってしまいます。
③時間・情報量の配分を意識する
情報を1~2秒内に大量表示すると、初めて動画を見た人にとっては「何が書いてあったか」すら伝わらないことがあります。
表示時間に合った情報量・情報量に合った表示時間を割り振って、伝えたい内容がより理解しやすい構成を考えることが大切です。
「6秒動画」活用の+αポイント
➀テレビ広告を再利用する
大手企業などは既に15秒CMを作っていることが多いです。
15秒を6秒に縮めたいと考えた場合には、事前にABテストをしテレビスポットから最も魅力的なシーンを取捨選択するのが無難な方法です。
とはいえ、15秒でのストーリーを6秒で伝えるには複雑すぎる場合には、尺を長くする必要も出てくるかと思います。
②“難しい単語”はトコトン排除する
すぐに切り替わる動画のシーン1つ1つを集中して視聴する人は意外と少ないです。
聞きなれていない専門用語はもちろん、文字数の多い単語、日常生活であまり使わない言い回しは使わない方が良いです。
(※通常、動画を見て、頭にインプットするには早くても一呼吸分くらいの時間はかかるものなので、インプットしている間に伝えたい内容を飛ばされる可能性が高くなってしまいます。)
③6秒動画広告をシリーズ化する
複数のバンパー広告を組み合わせて、色々な切り口からメッセージを伝え、大きなストーリーを作り上げることで伝えたいコンセプトや情報を様々な角度からユーザーに発信できるようになります。
各1つ1つの動画広告の動画に共通点を持たせることでシリーズに共通するパターンを生活者に認識してもらえれば、バリエーションもより理解されやすく、またそれぞれの動画を新鮮に感じてもらうことも可能です。
※ただ単に6秒の動画をつなげるにあらず。“シリーズ”としてのストーリー構成が必要になってきます。
1つに詰め込むよりは数本運用していくのがオススメかも?
いかがだったでしょうか?
ブランドやサービスにこだわりを持っているお客様ほど、1本の動画制作で、
「これと、あれと、あとあのポイントを入れて…」という沼に陥りやすいのかな?と個人的に感じてる今日この頃です(´・ω・`)
ですが、
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【ユーザー】 【企業】
広告に縛られる時間が短い ⇔ 伝えたい内容をズバッと発信できる
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↑こんなWIN WINな関係が目指せる(かもしれない)6秒動画をどんどん企画提案したり、うまく活用していけたら素敵ですよね?
動画に限らず『少しの情報で、的確に伝えたいことを発信する力』はとても重要なスキルだと思いますので、これからも養っていければと思います(`・ω・´)ゞ!
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