部分一致の恐怖！

検索連動型広告において、キーワード毎の約割を明確にすることはとても重要です。 さまざまなツールを利用してキーワードマッチの選定を行うことが出来ます。 代表的なキーワードマッチには以下のようなものがあります。 ・完全一致 ・部分一致 ・フレーズ一致 ・絞込み部分一致 その中でも「部分一致」は多くの検索ユーザーにリーチできるという点では、良いかもしれませんが、やり方を間違えると大変なことに… そこで今回が部分一致の恐怖についてご紹介したいと思います！

まず部分一致とは

指定したキーワードだけでなく、その類義語や関連語句に対しても幅広く広告が表示されるキーワードの設定です。たとえば部分一致キーワード「自転車 ベル」を登録すると、「自転車用ベルを買う」「自転車用ベルのレビュー」などと検索された場合にも広告が表示されます。 部分一致では、指定したキーワードそのものに加え、類義語、関連語句、誤字などで検索された場合にも広告が表示されます。 たとえば、部分一致キーワードとして「帽子」を設定すると、「帽子」だけでなく、「日よけ 帽子」、「キャップ」などと検索された場合にも広告が表示されます。このように、部分一致は最も幅広く広告を掲載できる設定です。 部分一致は、キーワードのマッチ タイプの 1 つです。マッチ タイプとは、登録したキーワードに近い語句やフレーズで検索された際に、どれだけ幅広く広告を表示するかを指定する設定です。特に指定しなければデフォルトで部分一致が使用されます。 URL：https://support.google.com/adwords/answer/2407779?hl=ja （※AdWords ヘルプより）

事例：トイレつまりや水漏れの水道業者の場合

配信キーワード：トイレ修理 キーワードマッチタイプ：部分一致 ①クエリ：トイレ　掃除

この場合は、「トイレ」に部分一致で反応していますが、キーワード「トイレ　掃除」なので、トイレの掃除用品や掃除方法などで検索目的の可能性が高いです。 従って、「掃除」を除外してあげることで無駄なアクセスを減らすことが出来ます。 ②クエリ：不動産トイレなおしてくれる

この場合は、「便器」に部分一致で反応をしているようですが、キーワード「不動産で便器なおしてくれる」なので、検索目的としてはおそらく《契約した不動産会社で壊れた便器を直してくれるのかな…？》という目的かもしれません。 もし仮に問合わせてもらっても対応が不可になり時間も割かれので、「不動産」を除外してお仕事に繋がらない問い合わせを減らしたいですね！ ③クエリ：ギャル トイレ 無修正 動画

この場合は…トイレには【トイレ】と「無修正」に【修理】が部分一致で反応しているようです。。 検索目的はここではあえて伏せておきましょう。。 しかも悲しいことにこのクエリで1クリックで1,062円もの予算が消化してしまっています！！ これが部分一致の恐怖です！！

冒頭で申し上げたように、ビジネスモデル次第ではどうしても多くの検索にアプローチが出来る「部分一致」で配信をおこなわなければならない時もあると思います。 しかし、目的意識の薄い検索ユーザーには配信をせず尚且つ一人でも多くのユーザーにアプローチがしたい場合はどのようにすればいいでしょう？ それは、検索クエリをしっかり確認し、アプローチすべきではないユーザー属性と検索クエリを見極め、キーワード除外を定期的に行いましょう！ 簡単な除外キーワードの登録方法はコチラをご覧下さい！ 【瞬殺！除外キーワードの簡単登録方法】 URL：http://www.mightyace.co.jp/2016/06/16/e2016061601/ 勿論、キーワードによって絞り込み部分一致が適しているのか、完全一致が適しているのかは異なります。そのキーワードにはどういったキーワードマッチが適しているのかを徹底的に考える事が非常に重要なことになります。

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