運用型広告
Google・Yahoo!のリスティング広告はもちろん、Facebook・Instagram・LINE・XなどのSNS広告も運用が可能です。
広告運用
今回、私がまとめましたのは皆さんも一度は活用した事のある検索リマーケティング広告についてです。おさらいにはなりますが改めてどのような配信方法で、どんな時に活用できるのかを一緒に復習して行けたらと思います。
ではまず初めに、リマーケティング広告とは何か?
リマーケティング広告とは、1度は自社サイトに訪問したことのあるユーザーに対して広告配信する機能であり、ディスプレイ広告・検索広告どちらでも活用が出来ます。配信ユーザーは検討層である事が多い為コンバージョン率も高く、高い費用対効果が見込めるので、現状はアカウントにデフォルトでディスプレイ広告でのリマケ・検索広告でのリマケどちらも入ってるかと思います。
その中でも今回お話させて頂く検索リマーケティング広告は、主に2種類あり
➀Google:モニタリング/(Yahoo:全ユーザー)
➁Google:ターゲティング(Yahoo:ターゲットリストのユーザー)
上記の違いは、
➀入札(クリック単価)の比率を変更でき、確度によって掲載順位を変更する事ができる
➁設定しているKWDがユーザーに検索された際に、一度サイトに訪れた事のあるユーザーにのみ広告を表示させる。
ではまず、➀のGoogle:モニタリング/(Yahoo:全ユーザー)の
具体的な使い方ですが、
例えば、『わきがクリーム』の通販サイトを運用していた場合、
ウェブサイトに1度は訪問した事があるが、訪問時には商品を購入せずに離脱し、
改めて「わきが クリーム」などビジネスに直結する検索語句で検索した場合には、
通常の入札価格から20%~50%引き上げるといった使い方をします。
そうする事で、一般のユーザーにはギリギリ1ページ目に表示するくらいの配信調整しているKWDが、自社サイトに訪れた事のある確度の高いユーザーに対しては
1ページ目の最上位に表示させるなどの、
ユーザーの確度によって強弱をつけた広告配信が可能になります。
なので
一度自分の担当しているアカウントの検索キャンペーンに紐づけてある、
オーディエンスリスト(リマケリスト)を確認し、どのくらいCVR(確度)に違いがあるか確認し、比率を変える調整を検討してみてください!
(CPAを合わせつつもCV数の最大化を狙う等の施策)
次に、②のGoogle:ターゲティングの具体的な使い方ですが、
■今月予算を使い過ぎたので、残りの日数は”確度が高い所のみ”配信したい
■CV数は担保できているがCPAが合わず、予算を下げてでもCPAを合わせたい
■挑戦したいキーワードがあるが、ボリュームが出そうで怖い・CPAが荒れそう
等の場合に、検索リマケのみのユーザーに絞って配信することで、
■確度の高いユーザーのみへの広告配信になるので、CPAが下がる可能性大
■確度の高いユーザーでBIGキーワードの検証ができる
等のメリットがあります!
ただし!注意点として、
そもそもリマーケティングリストの母数が無い場合や、
水漏れ業者などのリマケに向かないの商材(ビジネスモデル)の場合は、
逆に広告効果が悪化してしまったり、広告配信がされなく恐れがあるので、
注意をして設定する事が必要です。
今回、どちらかというと基礎知識である検索リマケについて発表させて
頂きましたが、利用に際しての考え方を変えれば、効果を落とさずにビジネスの幅を大きく広げられる可能性を秘めた機能になります。
基礎ではあるものの、しっかりと仕組みを理解して使いこなしていく事で、色んな応用に役立ていく事ができ、クライアントの為にもなると思うので、
是非、一度当たり前に設定している機能についても見直してみて、
自分の提案であったり、改善の幅を増やしてみてください!
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