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2023.10.11

画像生成AI・イラスト自動生成サービスで画像を生成してみた

少し前から、”AIによる画像生成・イラスト自動生成サービス”が話題となっています。
最近では、Adobeからも、独自の画像生成AI「Adobe Firefly」のweb版が発表されました。

これらのサービスを使って画像が作られたら広告クリエイティブの制作も捗ると思い、使えそうな画像が生成できるか実際に作ってみることにしました。

使うサービスの紹介と目標

AIによる画像生成・イラスト自動生成サービスは、いくつかありますが、
今回は以下の4つのサービスを使います。

1. Adobe Firefly
2. Canva
3. Leonardo.ai
4. SeaArt

4つとも、無料(条件あり)で商用利用可能となっています。
※SeaArtは商用利用可能となっていますが、使われているモデルやLoRAという機能を使う際には、個別で確認が必要です。
また、今回は、画像生成がメインなので各サイトの使い方などは割愛します。

目標は「スキンケア系のバナーなどで使えそうな30~40代女性」の画像生成です。

理想はこんな感じです。↓↓

ちなみに、画像生成については、基本的にプロンプトを使います。
プロンプトとは、画像やイラスト生成の時にどのように生成するかを指示するテキストのことで、呪文とも言われています。

生成結果

Adobe Firefly

【画像生成回数】無料ユーザーは、1日25回まで生成可能(1回の生成で4枚表示されるので、1日100枚が限度)。有料プランユーザーは制限なし(高速で生成する場合は1000枚/月)

【プロンプト】日本人、女、ソロ、白い背景、35歳、白い歯、白い艶肌、ほほえんでいる、ベーシックな白いTシャツ、顔に手を当てる

【出来上がりが良かった生成画像】

【Adobe Fireflyの良かった点】
・生成時間が比較的短く、すぐ画像が表示される
・今回の4サイトの中で一番写真っぽく、質感がリアル
・プロンプトをあまり考えなくても、割と整ったものが出来上がってくる

【Adobe Fireflyの微妙だった点】
・4枚1セットで画像生成がされるが、「日本人」「女」で指定しているのに4枚中2枚以上が外国の男性で表示されることが多い
・モデルの数が少ないのか、似たような顔で生成されがち、ポーズなどのバリエーションも少ない
・ 顔は女性だけど腕が明らかに男性…など、細かいところのバランスが微妙だったりする

Canva

【画像生成回数】1日25回まで生成可能(1回の生成で4枚表示されるので、1日100枚が限度)。

【プロンプト】美しい日本人、女、38歳、白い歯、白い艶肌、白いキャミソール、顔に手を当てる、白い背景

【出来上がりが良かった生成画像】

【Canva AI自動生成の良かった点】
・生成された画像の肌の質感がリアル

【Canva AI自動生成の微妙だった点】
・日本人と指定しているが、日本人っぽくないものが多かった
・全体的に体がアンバランスな画像が多かった
・個人的に、どの画像も目の黒目が大きくて不気味だった

CanvaのAIイラスト生成の詳細はこちら

Leonardo.ai

【画像生成回数】1日150枚まで生成可能。(有料プラン別途あり)

【プロンプト】8k,best quality, ((Japanese)), woman, ((5 finger)), upper body, ((hand on face))), beauty, white teeth, white skin, smiling, beautiful eyes, white t-shirts, skin care, white background, photograph, ((45 years old))
(ネガティブプロンプト:bad hands, bad fingers, missing fingers, extra fingers)

【出来上がりが良かった生成画像】

【Leonardo.aiの良かった点】
・自由度が高い(このプロンプトは強め・弱めに結果に反映したい、などの調整ができる)
・日本人っぽい画像が出来上がりやすい

【Leonardo.aiの微妙だった点】
・生成時間がAdobeやCanvaに比べて長い
・プロンプトが日本語非対応なので、分からない単語は翻訳してプロンプトに打ち込む必要がある
・顔が似ている(プロンプト次第で変えられるかもしれない)
・AIで作ったんだろうなという生成画像になりがち

SeaArt

【画像生成回数】1日25回まで生成可能(1回の生成で4枚表示されるので、1日100枚が限度)。

【プロンプト】高画質、超詳細、へにょへにょした笑顔、楽しそうに笑う顔、目美しい目、白くてきれいな歯、白い背景、ソロ、((手を顔に添える))、超詳細な肌、美しい白い光沢のある肌、(斜めの顔)、{スキンケアをする}
(ネガティブプロンプト:多すぎるため省略)

【出来上がりが良かった生成画像】
上のプロンプト + ホワイトキャミソールパターン↓

上のプロンプト + ベーシックなホワイトTシャツパターン↓

【SeaArtの良かった点】
・自由度が高い(このプロンプトは強め・弱めに結果に反映したい、などの調整ができる)
・日本人っぽい画像が出来上がりやすい
・髪や肌の質感などがリアル

【SeaArtの微妙だった点】
・センシティブな画像が生成されやすい
・今回の4サイトの中で一番画像生成時間が長い、1分くらいかかるときもある

まとめ

AI自動画像生成を使ってみて、一番思ったことは手指の生成の難しさです。
今回紹介したどの画像もそうですが、どのサービスも手指がなかなかキレイにできませんでした。

こんな風に不気味な手が結構できます。
後半2つのLeonardo.aiとSeaArtでは、ネガティブプロンプトと言って、「こういうものは生成しないでください」というのも書けますが、あまり意味がありませんでした。
今回は、指の生成などで結構時間をかけてしまいましたが、顔だけであれば、プロンプトもそんなに難しくないですし、広告でも使えそうな画像が作れそうです。

ちなみに今回はさわっていませんが、SeaArtでは、
元になる画像が、自分の理想のイメージより少しずれている時にプロンプトで補完する「img2img」と言う機能や、
こういうポーズをさせたいという画像をもとにして、新たに画像を生成できる「コントロールネット」という機能などもあるので、このあたりを駆使すればもっと理想の画像を生成できるかもしれないなと思いました。

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